今日は2016年7月21日、高校野球が熱を帯びている今日この頃です。
そして、本日暇に任せて、私は栃木県の予選準々決勝、作新学院VS文星芸大の試合を見に行ってまいりました。
作新学院は現在夏の県大会5連覇中の強豪校、その昔江川卓が投手として活躍していたことでも有名な学校です。
対する文星芸大は、旧宇都宮学園で、両校は昔から宿命のライバルとして、県大会上位で活躍してきた学校同士なのです。
今回、私が何故栃木の県大会を見に行ったのか?と言いますと、作新学院の151キロ右腕、今井投手と文星芸大の左腕、佐藤投手の試合を一目見てみたいと思ったからです。
プロのスカウトも注目しているという両投手、事前のデータでは、速球派の今井、技巧派の佐藤という構図でした。
【これからが楽しみな両投手の活躍】
2016年夏、準々決勝、作新学院VS文星芸大は、6対4で作新学院が勝ちました。
このレベルの戦いになると、勝敗はどちらに転んでもおかしくない状況でありましたので、それについては特に触れません。
実践を見た正直な感想をずらずらと、下手な文章で綴ってみたいと思います。
先攻作新で始まったこの試合、驚いたのは文星の佐藤投手の安定感とキレでした。これは・・・!!と思い、すぐに友人にラインで連絡しました。
「これは作新打線でも打てないよ・・」
135キロのまっすぐと複数の変化球、制球力も素晴らしく、一目「簡単には打てない」と感じる投球でした。案の定、6回まで作新はゼロ行進。
これに対する作新の今井投手、序盤から直球が上ずり制球に苦しんでいるように見えました。変化球はそこそこストライクが取れていたのですが、それを文星打線に狙われて先制点を許す展開となりました。
今井投手と佐藤投手、球速の差を感じることは少なかったです。そのくらい佐藤投手のキレが素晴らしかった。
逆に今井投手の投球は少し荒い感じ。見えないほど速い直球が来たかと思えば、同じ速度のボールでもスピード感を感じないものもたくさんありました。
【素晴らしい試合展開】
試合中盤、佐藤投手に疲労の色が見えました。相手チームの打者の頭部に当たるデッドボールを与えてから、状況が一変し別人のようになってしまいました。
これは見ていてかわいそうだった。
お互いに死力を尽くした良い試合、今井投手の剛速球を見に行ったのに、佐藤投手の本来の投球をもっと見たかったというのが、正直な感想になってしまいました。
文星芸大附属高校の佐藤投手のファンになった一日です。
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