春の選抜高校野球2016の日程が決まりました。
昨年の注目選手たちのプロ野球入団の熱が冷めきらない中、高校生たちの熱い戦いが幕を開けます。
もちろん秋の大会から、選手たちの戦いは始まっていますが、秋は甲子園出場校などが日程の関係で練習不足だったりしますので、やはり真の実力が試されるのは春の大会ということになるでしょう。
高校生と言えども、来年にはプロになる選手が登場するでしょうから、レベルの高い戦いプラス、高校生らしいハツラツとしたプレーに期待しております。
【選抜高校野球2016年の日程】
3月11日:組み合わせ抽選会
3月20日:開幕
3月28日:準々決勝
3月29日:休業日
3月30日:準決勝
3月31日:決勝
ということで、3月20日から始まって、新年度に切り替わる4月1日までに、すべての日程を終える日程となりました。母校を応援することはもちろんですが、21世紀枠として参加しているチームの活躍にも期待です。
◆21世紀枠選抜チーム
岩手県:釜石(県準優勝)
香川県:小豆島(県優勝)
兵庫県:長田(県8強)
岩手県の釜石は、粘り強い戦いが期待されるチームです。震災の影響がまだまだ残る被災地の野球少年が、甲子園のグラウンドで躍動する姿は、是非記憶にとどめておきたいと思います。
【選抜高校野球2016年の注目選手】
続いて、今年の注目選手をピックアップしてみましょう。
昨年は、仙台育英の佐藤世那投手について追いかけておりまして、無事にプロ入りされて私もホッとしております。彼の今後の活躍のカギは、変化球とインコースへのコントロールです。
出場した時は、2種類の落ちるボールがどこにコントロールされるのか?に注目してください。彼は故障なく、長く投げ続けることができる数少ない投手になりますよ。
◆2016年選抜高校野球の注目投手
右投げ投手と左投げ投手をそれぞれ一人づつピックアップしてみます。
・早川隆久投手 木更津総合
スカウトも高く評価する木更津総合のサウスポー早川投手です。
動画は、2年生の秋の大会のものです。見る限りちょっとまだ上半身主体の投球フォームといった感じですが、これが冬のトレーニングでどこまで成長しているか?が見ものです。
左打者へのインコースのコントロールには、下半身強化が必須だと思います。
・山崎颯一郎投手 敦賀気比
こちらは本格右腕の山崎投手です。188cmという長身から力のあるボールを投げ込んできます。
この動画ではちょっとよくわからないですけど、見た目よりも器用な印象を受けますね。長い手足が印象的です。
軽く力を抜いて投げているように見えます。すごい投手がいるもんですね~。
秋の大会、選抜、夏の大会へと、高校球児たちのストーリーは続いていきます。
泣いたり笑ったり、仲間と共に感情を共有し、大切な思い出となるよう、力の限りプレーして、色々なことを学ぶ大会にしていただきたいと思います。
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